治療前に練習を
お子さんに治療しなければならないむし歯が見つかりました。
でも…当医院では初回からいきなり治療は始めません
保護者の方のお気持ちは…
すぐ治療して欲しい
何回も通う時間がない
子供がイヤがるから治療はさせたくない
痛い思いをさせたくない
しかし、むし歯は自然になおりません、必ず治療しなくてはなりません。
お子さんの気持ちは…
いろんな器械があってこわいよ
何されるの?
歯医者なんて行きたくない
痛いことされるんだ
歯医者はこわくてイヤだ!
いやだ!
実際に治療を受けるのはお子様です。
当院ではすぐに治療するのではなく、治療を受けるお子さんとコミュニケーションをとりながら、歯科に対する恐怖心を取り除き、嫌がらずに治療が受けられるように必ず治療前に練習をします(TSD法)。
TSD法
Tell ・・・お話して
(どんなことをするかお話するよ)
Show・・・見せて
(使う器械の説明をするよ)
Do ・・・やってみる
(お口にあてて練習するよ)
練習が上手に出来たら治療が始められます
この練習は「個人差」があります。練習を何回もしなければいけない場合もあります。
通院する回数は増えてしまいますが、
- お子さん自身の精神的負担を減らすため
- 保護者の方の心配をなくすため
- 今後の歯科受診を嫌いにならないようにするため
には、とても大切な工程なのです。
保護者の方のご理解をお願い致します。何かありましたら、お尋ねください